初代NHW10とは

プリウス

1997年に登場したプリウス初代NHW10。
発表当初の燃費は28.0km/l(10・15モード)で、ガソリンエンジン車として驚異的な数値でした。

デザインは、トヨタのアメリカのデザイン拠点である「CALTY」が担当し、“未来からやってきた車”のイメージを体現しています。
当時では珍しいフロントグリルとボンネットをシームレスにつないだ外観は、デザイン性だけでなく、空気抵抗の減少という機能性も兼ね備えています。

インテリアにも、最新の技術が搭載されています。
たとえば、今では珍しくない、運転席と助手席の間に設置されたディスプレイ。
オーディオ機能やカーナビ機能などがついたマルチインフォメーションディスプレイは、プリウス初代の頃に初期設備として搭載されるようになりました。

また、専用の超軽量鍛造アルミホイールを装着し、さらに空気抵抗を低減するための樹脂製ホイールカバーを装着。
この手法は珍しく、2代目、3代目のプリウスにも引き継がれています。